< 2003年度夏W  南アルプス >


このページは前管理人さんが作成したページをそのまま引用し、多少の加工を加えたものです。
最後の方に前管理人のこーしさんが残した言葉も、掲載させて頂きました。
こーしさん、本当にお疲れ様でした!これからも皆様に楽しんでいただけるようなサイト作りを頑張りたいと思いますOo。(^▽^)。oO
太い枠に囲まれた写真は、クリックすると640×512サイズになります。
2003年8月6日  <1日目〜14時間!?電車に揺られて〜>

(JR)
盛岡駅→大宮駅→八王子駅
→甲府駅→身延駅

この日は1日中移動のため電車に乗っていました。
さすがにそのような体験は普段無いので(汗)みんな身延駅に着いた頃にはかなり疲れていたようです。
この日は身延駅の軒下で寝ました。

2003年8月7日  <2日目〜天国と地獄!?転付峠への道〜>

(TAXY)
身延駅→田代発電所
(WALK)
→伝付峠(転付峠)→二軒小屋

いよいよ夏ワンスタートです!早速タクシーで田代へ!
…のはずなのに予約していたタクシーが来ない!?慌ててタクシー会社に抗議の電話を入れて一件落着(汗)
何だったのでしょうね?10日前から予約していたはずなのに…。
思い起こしてみると登山1日目なので荷物が重く、早くもSLとPLがバテてしまいました。
ですがそれまでの道は川がきれいだったり、滝があったりとなかなか素晴らしかったです。
しかし明日は台風のため二軒小屋に逗留決定(泣)

2003年8月8日  <3日目〜台風襲来!?小屋にて逗留生活〜>

(STAY)
ずぅ〜っと小屋。大貧民大会(トランプ)開催(笑)

やはり来てしまいました台風。しかもバッチリ直撃コース!やったね☆(T_T)
二軒小屋の管理人さんのご厚意によりテレビの気象情報を見せてもらい、今後の予定を決めました。
地図には載っていませんが新たなコース発見!二軒小屋→徳右衛門岳→蝙蝠岳→塩見岳です。
右図の概念図を参考にしますと、四角形の3辺を通る荒川三山ルートではなく、1辺を通るコースです。
かなりレアなコースだそうですよ(笑)。楽しみですね♪荒川三山に行けないのは残念ですが…。
その後なんと小屋のおじさんが避難小屋を台風が通り過ぎるまで無料で開放してくれました!
本当に嬉しかったです!この場を借りて二軒小屋のおじさん、お姉さん方に感謝します。

2003年8月9日  <4日目〜さらに逗留!?耳に入ってきよる(笑)〜>

(STAY)
ずぅ〜〜〜〜っと小屋。ちょっと徳右衛門岳へのルート下見

こともなし。
下見ついでに小屋近くの滝を見に行きました。(右図写真)
まさに大迫力でした!
その後明日は晴れる予報なので鈴木と私で下見に行きました。
かなり迷ったりあげく変なところに出たり、人面岩を発見したり、氾濫寸前の川にビビったり…。
かなり怖かったです。
明日は晴れればいいなと願いつつ就寝しました。

2003年8月10日  <5日目〜意外と素晴らしいぞ!?☆蝙蝠岳☆〜>

(WALK)
二軒小屋→徳右衛門岳→蝙蝠岳

晴れました。(^-^)
完璧なくらいに晴れました!いよいよ本格的な登山です。
小屋のおじさんに結構きついと聞いていたのですが、それほどではない気がしました。
蝙蝠岳頂上のテン場からは本来のコースだった烏帽子岳、塩見岳が見えました。さらに富士山もバッチリ見ることができました。
個人的にこの夏ワンでは蝙蝠岳が一番印象に残った山かもしれません。
人いないし(笑)地図にはコース載ってないし(汗)本に載っている写真とは別角度で塩見岳が見れたし(驚)(右図参照)

2003年8月11日  <6日目〜霧雨から一転!?快晴の塩見岳〜>

(WALK)
蝙蝠岳→塩見岳→北荒川岳→熊ノ平キャンプ地

今日は百名山でも有名な塩見岳登頂です。
蝙蝠岳山頂のキャンプ地を出発したあたりは霧雨で最悪塩見岳をスルー
する勢いでしたが、途中からバッチリ晴れだしてかなり順調に行くことができました。
山頂からは本来なら行くはずだった荒川三山を見ることができ、なかなか感慨深かったです。
安倍荒倉岳手前の開けた場所からは白峰三山の一つ、農鳥岳も見ることができました。
途中のお花畑地帯も最高でした。
南アルプス山行も残り少なくなってきました。明日はいよいよ高さでは日本第2位の山、北岳登頂です。

2003年8月12日  <7日目〜まさに南極越冬隊!?ブリザードの間ノ岳〜>

(WALK)
熊ノ平キャンプ地→三峰岳→間ノ岳→北岳山荘

今日は予定では高さでは日本第2位の北岳登頂予定でした。
しかし霧雨の中熊ノ平キャンプ地を出発し林道を抜け、尾根沿いになった途端雨と超強風になってしまいました。
かなり危なかったので、途中出会った立命館大学のワンダーフォーゲル部の方々と一緒に三峰岳まで行動することになりました。彼らはその後千丈岳へ。
間ノ岳を過ぎたあたりになるとさらに風は強くなり、なんと私のザックカバーの紐が引きちぎれてしまいました!(怖)
本来なら北岳山荘をスルーし北岳を登頂し肩ノ小屋まで行く予定でした。
しかし山荘に着いた頃にはみんな疲れていたので北岳に行くのは不可能だと判断したのでこの日は山荘に泊まることにしました。(もちろんテント泊じゃないです)
この日の夜は本当に気持ちよく就寝しました。
明日気持ちよく北岳登頂ができますように…。

…間ノ岳?そんな山知りません。(マテ)

2003年8月13日  <8日目〜思い起こせば最高の夏ワン、南アルプス〜>

(WALK)
北岳山荘→北岳→肩ノ小屋→広河原
(TAXY)
広河原→甲府駅

願いが通じたのか…この日は朝から良い感じに晴れました。
まだ寝静まっている山荘を出発し、いざ北岳へ!途中振り返ると北岳山荘と間ノ岳がセットで見えました。
昨日登った山なのに強風のためあまり記憶になく少々心残りでした。
山頂では雲海の上にぽっと出てる千丈岳、鳳凰三山を見ることができました。
富士山の方向だけ分厚い雲で視界が遮られていたのは残念でしたが。
これが夏ワン最後だとちょっと感傷に浸りつつみんなで記念撮影。
その後物資を運ぶヘリコプターの爆音をBGMに(笑)一気に下山しました。



<☆46代ホームページ管理人の言葉☆>

これで今年の夏ワン〜南アルプス編〜は終わりです。
今まで更新の遅い登頂記に付き合って下さった皆様、本当にありがとうございました!
この南アルプスでは様々な事を得ました。リーダーとしての責任、
特に7日目はこのまま行くかキャンプ地に引き返すかでかなり迷いました。
ちょっと軽い気持ちで引き受けたパーティーリーダーでしたが、このような体験をするとは夢にも思わず…。
パーティーのみんなには大変な思いをさせたなと反省しています。
これで私たち46代3年生は引退ということになります。次期執行の方々頑張って下さいね!!!
このホームページの管理人も今の2年生に変わります。これからもよろしくお願いいたします。
ではまたいつの日か…(^_^)/~~~
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